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コラム

球根植物

地株が肥大して球状になり、そこに栄養をためることができるようになっている植物です。
球根植物と多年草・宿根草の境界は、少々あいまいです。
例えば、クリナムやツルバギアなど、暖地では一年中常緑を保つ球根植物は、
多年草として扱われることが多いです。
また、シランやリアトリスのように、地下に球根を持つにも関わらず、
普通は球根植物扱いしない種類もあります。

春植え球根 春に植え、初夏〜秋の間に咲き、晩秋に地上部が枯れるもの。
地上部が枯れたら、掘りあげて保存する。
 例:グラジオラス・ダリア・カンナ・カラー・アマリリスなど
夏植え球根 夏に植え、その年の秋に花が咲き、咲き終わったあと葉がでてきてm
夏に地上部が枯れるもの。植えっぱなしにするものが多い。
 例:ネリネ、ヒガンバナ、リコリスなど
秋植え球根 暑さに弱く、夏は休眠期です。寒さには強いです。
 例:ユリ・スイセン・ヒヤシンス・チューリップ・ムスカリなど

球根植物の例

アネモネ 秋植え球根植物。
初夏に地上部が枯れ込んだら球根を掘りあげ乾燥して貯蔵。秋に植え付ける。
アルストロメリア 秋植え球根植物または耐寒性多年草。
  耐寒性があり、戸外で栽培できます。
繁殖は肥大した地下茎を芽をつけて分割します
オキザリス オクサリスの植物は多種類あり、一年草、多年草、亜低木、低木と多岐に分類されます。多年草の多くは球根です。園芸植物として扱われるものは、露地で栽培される耐寒性球根と、温室植物に区分されます。
 春の出葉前または秋の地上部が枯れた後に掘りあげて分球して植え付ける。
肥料は控えめに。
カラー 多年草(半耐寒性球根植物)
 日当たりを好む。開花中は咲き終わった花茎を切り取り、開花後は霜の降りる前に掘りあげて、乾燥させてから、春まで室内で貯蔵する。
カラジウム 多年草(球根植物)
高温と陽光を好むので、室内では明るい場所に置く。
光線不足では葉柄が伸びて姿が崩れる。花壇植えもできるが、白斑の多い品種は夏の直射光で日焼けすることがある
生育適温は25〜30℃程度。10℃以下になると葉は黄変し地上部は枯れる。
冬は、地上部を刈り込み、鉢ごとビニールで包み、休眠の状態で暖かい室内で越冬させる生育期には乾燥を嫌うので、葉水、鉢水ともに回数を多くして、乾かないように管理する。秋に葉が枯れたら、翌年の春に芽が動き出すまで水は与える。夏の生育中のみ緩効性肥料の置き肥か、液肥をときどき与える。5月が植え替えの適期。球根を掘り出し、新しい用土で植え付ける。このとき、球根の腐っている部分があれば、切り除く。発芽には少なくとも20℃以上の温度が必要。
カンナ 非耐寒性春植え球根植物。
日本の温暖地では植えっぱなし。寒冷地では、秋に球根を掘りあげて貯蔵する。
ギガンヂウム 耐寒性秋植え球根植物
ギガンチウムは通常は6月初めに咲いて7月頃に掘り上げる。掘り上げ時期の目安は、花が終わった後、葉が三分の一から半分ほど黄色くなった頃。
掘り上げた後、球根は10日ほど日陰で干してから枯れた葉や根を取ってきれいにする。乾燥に弱いので新聞紙などに包んで涼しいところに保管しておく。
 その球根は10月中旬〜11月初めに日当たりのよいところに植えつけるが、酸性土壌に弱いので苦土石灰を少しまいてから深さ15センチくらいに植えつける。肥料として堆肥などを施す。3年くらいは植えっぱなしでも良く、その場合は落葉樹の下などに植えると良い。
グラジオラス 春植え球根植物・半耐寒性秋植え球根植物
グロキシニア 春植え球根植物
 花後は除々に水やりを控え、完全に乾いたら枯れた茎葉を切り取り、鉢ごと
トロ箱につめ貯蔵、春に土をはたいて仮植えし、萌芽したものを鉢に植え替える。
クロッカス 夏〜秋植えの球茎をもつ耐寒性の球根植物で秋咲きと春咲きがある。
グロリオサ 春植え球根植物。日当たりで酷く乾燥しないところが翌、腐葉土や堆肥を十分に
混和して、通気性と保水性を高めておく。秋に掘り上げ日陰で乾かし、乾いたおが屑をパッキング材にしてポリ袋に詰め3〜5℃で貯蔵する。
サンダーソニア 半耐寒性春植え球根植物。
乾燥に弱く、水湿に弱い。
日当たりと水はけの良い場所で雨よけをして栽培
シクラメン 開花した球根は6月より水を除々に控え休眠させて、涼しい場所に保管し、
9月中旬に植え替えて、少しずつ水やりし、発芽揃いの後、通常の栽培に移すと
よい。耐寒性または半耐寒性で、塊茎を持ち、秋咲き種と春咲き種に大別できる
秋植え球根植物。
シラー 耐寒性秋植え球根植物
スイセン 耐寒性秋植え球根植物
 日当たりで、水はけの良い、有機質に富む肥沃な土壌を好み、
3〜4年は植え置き、葉が混み合い、花立ちが悪くなってきたら、
葉の1/3ほど枯れ込む6月頃に掘り上げ、日陰で通風の良い軒下などで
乾かし分球し、冷暗所で貯蔵。夏は日陰に置くと良い。
スノーフレーク 半耐寒性球根植物。
ダリア 春植え球根植物。
高温多湿と寒さに弱く、東北地方や、北海道の夏に本領を発揮する。
日当たりと水はけの良いところで、土壌は腐植質に富む壌土か砂質土を好む。
堆肥を十分に入れ深く耕す。
チューリップ 耐寒性秋植え球根植物。
 耐寒性があり、高温多湿に弱いため、梅雨に入りはが黄変してきたら、
掘り上げて貯蔵。花後はお礼肥えする。
ヒヤシンス 非耐寒性秋植え球根植物。
日当たりの良い場所で排水のよい砂質壌土を好む。春の開花が終わり6月頃
葉が黄色くなったら掘り上げ、陰干しして保存する。増殖は分球によるが、
球底部の中心をカッターで二つ割りなたは四つ割りに切り目を入れると子孫が
つく。3〜4年で15〜16cmの成球になる。
フリージア 半耐寒性秋植え球根植物
 日当たり良く、水はけの良い場所を好む。高温多湿を嫌う。また冬越しにはフレーム等が必要。春開花後、葉が黄変したら掘りあげる。網袋などにいれ夏は涼しい
陰地につるして秋まで保存する。
フリチラリア 秋植え球根植物。
落葉樹の下など半日陰で栽培する。冬は霜よけが必要となる。
球根は傷つきやすいので気をつける。10月頃植えつける。無暖房室か霜よけ下で育てる。春、開花後に葉が黄変したら掘り上げて、オガクズの中にいれ涼しいところ
で秋まで保存する。 
ムスカリ 日当たりよく、水はけのよい有機質に富む肥沃な土壌を好む。清潔な土を使うよう注意する。花もちは長い花が花が終わればすぐに摘みとり球根の充実をはかる。
6月花後葉が黄変したら球根を掘り上げ日陰の涼しい場所で乾燥して秋まで保存する。植え付ける間隔は密植すると花が咲いた時に迫力がある
ユリ アジアティック・ハイブリッド
 すかし百合は花期が5月〜7月
 日当たりで水はけがよく、適湿が保たれる土壌のところを好む。
 植え付けは10月頃、覆土は球高の3倍、間隔は球経の3倍、
植え替えは3〜4年ごと、
鉢植えは深鉢を用い、鉢の縁から鉢の半分ほど下がったところに球根の頭が
来るように深植えにする。

オリエンタル・ハイブリッド
 西日を遮る日当たりの場所を好む。植えつけ期は11月頃。
植え付け間隔を球経の5倍と広めにするほかはアジアティックに準ずる。
ラナンキュラス 耐寒性球根植物
 球根を9月下旬から10月に植え付けを行う。堆肥などを施肥するが、排水のよい
土が適する。場所は日当たりのよい場所を選ぶ。花壇に植える場合は15cm程度
に間隔をとり植える。
ロドヒポクシス アッツ桜
 耐寒性宿根草。花期4〜6月。主に鉢植えで管理するが、1月下旬に排水のよい
土に植え、日当たりのよい場所で管理する。夏は日陰に置き、直射日光に当たらないようにする。秋に地上部が枯れるが、そのままにしておき、冬に球根を掘りだし、
翌年植える。増殖は球根の分球

※ここでいう耐寒性とは
耐寒性:冬場マイナス3℃まで耐えるもの
半耐寒性:冬場0℃まで耐えるもの
非耐寒性:冬場5〜7℃まで耐えるもの
(ランや観葉植物の一部は10℃〜15℃までのものもある)
I 植物の種類

一・二年草
多年草
球根植物
果樹・花木・庭木
観葉植物
洋ラン
多肉植物・食虫植物
野菜・ハーブ

II 植物の利用
樹木 巨木〜小高木
低木と小低木
垣根
草花 花壇
ボーダーガーデン
コンテナガーデン
つる植物の活用
グランドカバープランツの活用
熱帯植物の活用
環境 ベランダや屋上
室内
薬品 殺虫・殺菌剤
除草剤
肥料



III 園芸用語

ア行 一代交配種(いちだいこうはいしゅ)
一季咲き(いっきざき)
オールドローズ
お礼肥え(おれいごえ)
カ行 返り咲き
活力剤
株分け
緩効性肥料(かんこうせいひりょう)
コンテナガーデン
コンパニオンプランツ
サ行 咲き分け
四季咲き性
相対的短日植物
相対的長日植物
タ行 短日植物
短日処理
耐寒性
長日植物
トピアリー
ナ行 根詰まり
ハ行 ハイドロカルチャー
培養土
葉水
葉焼け
バルブ
半耐寒性
ほふく性
マ行 間引き
マルチング
実生(みしょう)
メリクロン
ラ行 ラティス
ワ行 矮性(わいせい)

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